人はアイコンが9割

明日から、また家族で温泉に行ってきます!

またかよ!?と思われるかもしれませんが…

前回の旅行が、それだけ楽しすぎたんですよね。

yuubinyasan.com

母親も相当楽しかったようで、あちこちの知り合いに「みんなで温泉に行ってきたの!」と電話しまくっています(笑)

おかげで、携帯料金が凄いことになっております^^;

母は頑固者で、未だに3Gガラケーを使い続けているのです。

請求が月1万を超えることも。。

スマホの通話定額に変えてくれ、と頼んでいるのですが…

母は足を悪くして以来(変形性股関節症)、旅行…というか外出自体に消極的になっていたんですよね。

無理にでも連れ出して良かったです。

今回の旅行も、誘ったとたん「行く!行く!」とノリノリなご様子。

そんなに喜んでもらえるなら…と私もノリノリになってしまいまして。

今月だけで、4回も旅行に行く計画を立てちゃいました(笑)

 

両親とも、所謂「団塊の世代」。

平均健康寿命を、ちょうど超えてきたところです。

今しかない、ということですね。

 

仕事の方も、課長が二人も増援に来てもらえたお陰で、年休とりまくり。

今のシフトは、28日中14日休みです(*^^)v

みんなで楽しんできます!

「本質」よりも「それっぽい」事の方が大事

ホテル情報を色々検索していると、このようなツイートが目に入りました。

「星のや」といえば、星野リゾート系列の中でもフラッグシップの位置づけです。

私は当然利用したことはありません(1泊10万overの時点で論外)

しかし、比較的リーズナブルな「界」クラスには宿泊したことがあります。

・素人感の強い接客

・コンセプトと雰囲気重視

このあたりは、「界」でも同様の印象を受けました。

(学生っぽい)若いスタッフ達が、一生懸命自分たちで企画して、もてなそうとしてくれてるなぁ。

こんな感じですね。

私が泊まった際は「地元のミュージシャンによる、無料演奏会」をやってくれました。

内装も、まあ「なんちゃってモダン和風」ですね。

悪く言えば「表層的で、薄っぺらい」「中身がない、本質的でない」ということでしょう。

しかし、私は大変気に入りましたね。

気に入ったあまり「星野リゾート投資法人」に投資してしまったほどです。

 

なぜならば、私は「本物」など一切求めていないからです。

表層的で、うすっぺらい、最大公約数的なサービスで充分。

「高度な接客技術を身に着けた仲居さん」なんか、うっとうしいだけです。

そんなところに経営リソースを投じるくらいなら、もっと「表層的」な部分に力を入れてほしい。

「居心地のいいフリードリンク付きラウンジ」とかさ。

「暖炉でビーズクッションに座りながら焼きマシュマロ」とかさ。

内装も「なんちゃって和風モダン」を「おしゃれっぽくライティング」してくれれば充分。

築〇〇年の本格伝統建築とか、いらない。 

以前、こういった宿に宿泊したことがありますが、寒くてたまりませんでした。

通気性が良すぎるんでしょうね。

建物の構造も複雑で、浴場から部屋への移動だけで体が冷え切っちゃいました。

 

「建築や歴史を深く知る事で初めて理解できる、味わい深さ」

このような「とっつきは悪いけど、中身は本物」系は、これから淘汰されていくでしょう。

「とっつきが悪い」時点でアウト、ということです。

「いい人戦略」と同じですね。

「見た目」が全て。「第一印象」が全て。

「厳しいこと言うけど、本当はその人の事を思っている」はアウト。

「見た目はブサイクでも、本当は凄く誠実で良い人」もアウト。

表層的な印象が悪い時点で、全てアウトなのです。

・「リアル(現実)」よりも「バーチャル(仮想)」の比重が拡大しつつある。

・「能力」よりも「自分の気持ち」が優位になりつつある。

現代は、このような社会です。

「終わったドラクエ」社会です。

「はがねのつるぎ(能力が高い=本質的)」よりも「ひのきのぼう(見た目がカワイイ=表層的)」が優位になる社会です。

筋トレも同じですね。

みなさん、結局は「見た目」が目的ですよね。

私もそうです。

「筋トレで作った筋肉は、実践で役立たない」とか言われます。

しかし、その「実践」の機会はどこにある?という話です。

「筋力」が必要になる機会など、滅多にない。

社会がバーチャル化(仕事で言えばホワイトカラー化)しているからです。

「本質」より「見た目」です。

星野リゾートは、しっかりと「表層的な部分」にリソースを集中しています。

「ホテル版いい人戦略」ですね。

だからこそ、私は投資を決めたのです。

思想、哲学、宗教も「表層化」する

今、「TwitterJP社が世田谷自然左翼だらけだった」と話題ですね。

gekibuzz.com

「世田谷自然左翼」とは、韓国では「江南左派」と言われてるものを、経済評論家の上念司が「世田谷」に置き換え、左翼の人々を揶揄するために作った造語であり、資本主義社会で生活にゆとりがある富裕層が、社会主義共産主義を礼賛したり、環境問題を訴えるような人達のことを指します。今回、Twitterを首になった社員たちを、著述家のめいろまさんが「世田谷自然左翼」と呼んで話題なっています。

ここからも「本質から表層へ」の流れが分かりますね。

彼らは「社会主義共産主義」を「俗社会へのカウンター」として、表層的に利用しているだけです。

決して本質的な「マルクス主義者」ではない。

ブルジョアとしての自己否定になりますしね。

マルクス主義が持つ「俗社会へのカウンター」としての「機能性」にのみ注目し、利用しているだけなのです。

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高等遊民のエンタメですね。

次は「ニーチェ」あたりでしょうか(笑)

要は「俗社会へのカウンター」機能があれば、なんでもいいのです。

そこに深い意味など、ありません。

こんなものに巻き込まれることなく、楽しく「観察」するにとどめましょうね。