20、21日と、温泉旅行に行ってきました!
ま、旅行といっても、県内なのですが。。
二日しか休みとれなかったから、しょうがないのです"(-""-)"
で、今回泊まったのがこちらの宿。
以前の記事でも紹介した「ビュッフェが凄い」と評判のホテルです。
では早速、ビュッフェからご紹介します!
夕食ビュッフェ
評判通り、とても素晴らしいビュッフェでした。
何が凄いって、食事前にまず、15分の「写真撮影タイム」があること(笑)
いや、SNSを意識されてますね~^^;
私も普段はビュッフェの撮影は苦手なのですが(他の人の邪魔になりそうだし…)、
せっかくなので撮影してきました。
ホタテ、超肉厚です。
1センチくらいあるでしょうか。
ホタテはやっぱり、青森が一番かな。
今の時期の鰤は、あっさりしていて美味しいね。
鮮度も良く、ぷりぷりです。
だだみ、大好きなんですよね。
米沢牛。
柔らかいけど、脂がキツい…
写真が下手ですいませんm(__)m
どれもこれも、すごく美味しいです。
ちょっとした小鉢も含め、ちゃんとした料理屋で出てくるような、繊細な味です。
ただ、個人的に引っ掛かった点もいくつか。
・寿司ネタがでかすぎ
写真ではわかりづらいのですが、とにかく寿司ネタがでかく、分厚いです。
ちょっと「映え」を意識しすぎじゃないかな。
箸で持ち上げると、ネタが重すぎてシャリからボトン!と落ちちゃいます(笑)
口の中に入れても、明らかにシャリとネタのバランスが悪い。
特にマグロは「トロ?」ってくらい脂がのっていて、口の中がもう脂!脂!脂!
になります。
マグロのトロって、ちょっと苦手なんですよね…
生ウニも濃厚すぎて、私にはちょっときついなぁ。。
一貫(二個)ずつ取ってきたのですが、一個だけ食べて、あとは家族に食べてもらいました。
家族は美味しい、美味しいと言ってたくさん食べてました。
う~ん。親父とか、あの歳でよく脂っこいもの食えるなあ。。
・全般的に「濃厚」なメニューが多い
寿司に限らず、全体的に脂がのった濃厚なものが多いです。
お肉もすごく柔らかく、脂も甘くてジューシーです。
…ただ、いくら上質でも「脂は脂」なんですよね。
最初の一口が「美味しい!」となっても、二口、三口と進むうち「うっぷ、うっぷ」となってきます。
私は昔から「ちょっといい焼き肉」を食べると、決まって下痢になったんですよね。
汚い話でスイマセン。。
普段、あまり脂ものを食べないので、胃腸がびっくりしちゃうんでしょうね。
う~ん、悔しいなぁ。
赤身の肉だったら、450グラムだってペロリといけちゃうんだけどな。
でも、ケーキは脂っこくてもいけちゃうんだよな(*^^)v
甘党な私です。
…ということで、個人的には脂っこさが気になったものの、若い人には最高のビュッフェだと思います。
部屋
お部屋は、結構年季の入った「昭和の温泉宿」的なものです
お布団は最初から敷いてあります。
仲居さんもおりません。
この辺は「大江戸温泉物語」等の格安温泉と同様ですね。
「昭和的」な接客サービス等を容赦なくカットして、そのリソースを食事へと振り向けている、という事でしょう。
ちなみにこのホテルには、他にも「通常の温泉ホテルにはあって当然なもの」がことごとくカットされています。
・お土産売り場
・宴会場
・カラオケ
・ゲームコーナー
・卓球台
こういったものが、存在しません。
これは、ターゲットを「団体客」から「家族」「カップル」等にチェンジした、という事でしょう。
芦原温泉は、昔から「関西の奥座敷」と言われていて、その名の通り関西方面からの慰安旅行客でにぎわった温泉地です。
かつては「株式会社〇〇御一行様」と、でかでかと書かれた黒板がずら~っと並んでいたもんです。
しかし、「会社」という大きな共同体の物語が徐々に崩れるにつれ、必然的に慰安旅行や宴会の需要は下火になりました。
この時代に流れに対応するため、多くのホテルがターゲットを「家族」「カップル」といった、よりミニマムな共同体に定め、改革を急いでいるという訳です。
共用スペース
部屋がしょぼい代わりに、共用スペースは大変充実しています。
限られたリソースを、ここに集中投入した、という感じですね。
とにかく館内至る所に、無料の飲食サービスが用意されています。
サウナの入り口にスポーツドリンク、風呂上りにはアイス、ラウンジでは地酒、図書コーナーでは手作りケーキと旬の果物、などなど。
うちの家族は全員下戸なのですが、せっかくなので地酒を少し試してみました。
貧乏性なので「無料」と聞くと、つい飲みたくなっちゃうのです(笑)
日本酒って、思ったよりフルーティーで飲みやすいんですね。
これは意外な発見でした。
総評
前評判通り、とても素敵なホテルでした。
「接客サービスを極力カットして、食事と共有スペースを充実させている」というストーリーには、ホテル側も積極的に「乗ってる」んでしょうね。
人はストーリーによって「類型化」されると安心しますからね。
「訳アリ商品」みたいなもんです。
正規品を割引販売する際など、意図的に形を不揃いにするなどして「訳アリ」化して販売する。
すると買う方も「ああ、不揃いだから安いんだな。味が問題ないなら、それで全然OKだよ!」と安心しますよね。
それと一緒です。
接客も、決して「悪い」訳ではないですよ。
夕食会場を後にする際なんか、スタッフの方総出で1分くらい頭を下げて見送って下さり、恐縮してしまったほどです。
母が足が悪く、歩くのに時間が掛かるのです。
今回の宿泊費は、一人当たり2万6千円×5人で13万円。
これが「県民割」によって一人1万円引きになり、総額8万円でした。
う~ん、激安ですね。
このお値段なら、大満足です。
両親も大変喜んでおりました。
また是非、再訪させて頂こうと思います。
さあ、来月はどこに泊まろっかな♪