能力無きものは、強くならねばならない

マネックスで遊んでいた米ドルにて、米国債(利回り4.21%)を注文しました。

割引債ですね。

購入金額は、1万6,000ドルです。

満期日周辺で、米株のバーゲンセールやってたら嬉しいな♪

まあ、そうそう都合よくはいかないですけどね^^;

 

…そう、都合よくはいかないのです。

jp.reuters.com

 また、米労働省が4日に発表した8月の
雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が
110万人減の1010万件と2021年半ば
以来の低水準となった。減少件数は
2020年4月以来2年4カ月ぶりの大きさ。
市場予想は1077万5000件だった。 シャモッタ氏は「予想以上に急激な求人数
の減少で、FRBの引き締めサイクルが最終局面
に近づいているとすれば、その可能性を示唆する
内容」と述べた。

いやいや、まさかこれで終わりですか?

半世紀に一度の、オールアセット・バーゲンセールが。

米労働者は、何をしているのか!

いままさに、世界の命運を自分たちが握っていることに、気づかないのか?

今が絶好の好機なのだ!

「秋の霧」であり、「春の目覚め」だ。

資本家どもに対する、最期の反撃のチャンスなのだ。

何故、それが分からぬのか。

金融緩和は、預金者から資本家(株主)への富の移転である。

貧しい労働者のポケットから金を奪い、金持ちの財布に入れるのが「金融緩和」という装置である。

おわかりですか?

いま闘わねば、FRBは再び利下げ路線に戻り、労働者は座して死を待つことになるのです。

 

SNSを活用し、産業横断・国際横断的に連帯せよ!

大退職の炎を、世界中に飛び火させよ!

インフレの嵐を、内乱へと転化せよ!(32年テーゼ)

 

…そして、バーゲンセールよろしく(笑)

ひとまず、7日の雇用統計待ちですね。

これが「悪化」しているようならば、中長期債への投資も視野に入れなければなりません。

「強者の戦略」へと徐々に移行

6月から、米株への定期積立(月50~100万円)を再開しています。

これは私が「強気に転じた」わけではありません。

例えば毎月50万円ずつ米株に投資したとしても、1年後に減少する現金はわずか100万円です。

「家計」が年間約400万円黒字だからです。

配当金・債券利金収入が年100万円としても、年500万円の現金が浮いてくる。

年600万円投資 ー 年500万円現金増 = 年100万円現金減 です。

このペースだと、株式比率50%に達するのは4年近く先になります。

つまり私は、今後4年間、(時代との)相対的に株式が低迷することに賭けている、という事です。

もちろん「買い場」と判断した時には厚めに買いますので、4年よりは短くなると思いいますが。

そして尚且つ「底値をピンポイントで狙わない」ということでもあります。

「今後数年間に底値を付ける」事を期待して、毎月50~100万円をばら撒く。

絨毯爆撃ですね。

カーチス・ルメイ方式。

真珠湾攻撃(技量に頼ったピンポイント攻撃)ではなく、東京大空襲(都市全体に焼夷弾をばら撒き、焼き尽くす)です。

物量戦に持ち込む、という事です。

・99式艦上攻撃機真珠湾攻撃に使用) 爆弾搭載量:250kg

・B29爆撃機東京大空襲に使用)   爆弾搭載量:9トン

物量に劣る日本軍は、猛訓練による「神がかり的な技量」でアメリカの「物量」に対抗しようとしました。

そしてこれこそが、日本軍の敗因となりました。

「物量」に「技量=能力」で対抗しようとした時点で、負けているのです。

近代戦においては「技量=能力」ではなく「物量」が勝敗を決定付けるからです。

そう、ランチャスター戦略の第二法則ですね。

infinity-agent.co.jp

戦闘力=武器効率×兵力数の2乗

近代に入り、銃や大砲、戦闘機などの広範囲の攻撃手段が増えると一人あたりの攻撃回数が増えるため、兵力が占める戦闘力への影響度は更に高まります

先述の例を当てはめると、500の2乗=250,000 VS 300の2乗=90,000 の戦いとなり、戦闘力にして160,000の差が生まれます。
そして500人の軍は√160,000=400人を残して大勝するのです。

つまり、テクノロジーが進歩するほど頭数(=資本力)の差が顕著に勝敗に直結すると言えます
やはり現状シェアや企業規模で上回る相手に対しては「局地戦」を挑むしかありません。

日本本土空襲の際、アメリカは当初、精密爆撃を行いましたが、成果が上がりませんでした。

精密爆撃というのは「弱者の戦略」です。

多くの爆弾を製造できず、またそれを搭載する爆撃機を製造できない「弱者」がとるべき戦略なのです。

「弱者」には「能力」が必要だということです。

アメリカは違いますよね。

圧倒的な物量を有する「強者」です。

つまりアメリカは「強者の戦略」を取るべきところを「弱者の戦略」を選択してしまっていたわけです。

カーチス・ルメイ少将は、この問題に気付き、戦略を変更します。

ピンポイントで目標を狙うのではなく、大量の焼夷弾で「都市全体を焼き尽くす」。

強者の戦略、ですね。

この記念すべき第一回目の「実験」が、東京大空襲です。

作戦は大成功をおさめ、一夜にして10万人以上の死者を出すという「世界の空爆史上最高」の成果を挙げます。

これは空襲時、横川国民学校に勤務していた井上宥一氏の作品です。

横川国民学校には彼の教え子を含め、多くの市民が避難してきましたが、その大半は蒸し焼きになり、炭化しました。

その様子を記した作品です。

戦後、日本はカーチス・ルメイに対し、勲章(勲一等旭日大綬章)を授与しています。

 

私がやろうとしていることは、このルメイ氏と同じことです。

「技量戦(底値を当てる)」ではなく「物量戦(全体に資金投入)」

「局地戦(個別株)」ではなく「広域戦(インデックス)」

「近接戦(ミクロ)」ではなく「遠隔戦(マクロ)」

「一騎打ち」ではなく「確率戦」

前者が「弱者の戦略」、後者が「強者の戦略」です。

1億円を強者と呼べるのか、と言われそうですが、それは個々人が規定することです。

私はこのやり方で、米労働者から富を搾取します。

私なりに、アメリカに「一矢を報いる」ということです。

 

数年前、凄腕FXトレーダー(資産6億円)のMさんと、こんな話をしました。

 

貴方には、私にはない「能力」がある。

それも圧倒的な。

しかしながら、貴方は「能力」があるばかりに「弱者の戦略」に縛られることになる。

私は違う。

私は「能力」が無いが故に「強者」になる。

局地戦ではなく、人生を賭けた総力戦を戦う。

だから、自販機でジュースは買わない。

「能力」を持たぬ人間は「強く」ならねばならないのだ。

私がもし、貴方に勝つとしたら、恐らくそこだろう。

 

…仕事中に何話してんの、って感じですね(笑)

実際はこんなカッコよくなく、もっと「もっさり」した話し方でした^^;

しかし、ニュアンスはこの通りです。

当時私は「準富裕層」にようやく到達しようかという状況でしたが、数年かけてようやく「強者」になりました。

(自分でそう思ってるだけですが)

もっとも、Mさんとの資産額は、ますます引き離されております(笑)

 

ま、そんな感じですね。

私は「強者の戦略」で、世界と闘います。

ちなみに、この戦略の極みが、URTKさんの「地球株投資」ですね。