売買報告いろいろ

こんばんは!

サイコパスの郵便屋さんです。

 

久々のブログ更新です。

実は本業の方で、大変な非常事態が発生してしまいまして^^;

落ち着くまでは(いつになるやら…)休日出勤及び残業で対応せざるを得ない状況です。

従いまして、更新も週一程度になっちゃうかもしれません。

まあ、暑くて書く気がしないってのもありますが(笑)

申し訳ありませんが、よろしくお願いしますm(__)m

 

今日は簡単に、ここ最近の売買報告だけさせていただきます。

スクリーンショットも省略します。

定期的にマネフォの資産状況だけアップしますので、それで勘弁してください。

 

では、スタート!

J-REITを約220万円売却&QQQを約85万円購入

以前、記事にした計画に従ったものです。

yuubinyasan.com

今回、珍しく一気に220万円を売却しました。

筆者は兎に角、決断から実行までが遅いのです。

レバ ETF半導体株も、さっさと11月に売り払っていれば、今回の下落も無傷でいられたはず。

それを毎月100万とか、ちまちま定期売却したせいで、損失が拡大してしまった経緯があります。

撤退は素早く、参戦は慎重に。

筆者なりに反省しまして、導き出した教訓がこれです。

「買い」はこれまでどおり、慎重にいきます。

特にここ最近、ハイテク・グロース株が調子付いていますよね。

思わず一気買いしそうになりますが、ここはぐっと堪えて。

半年ほどかけて、計画どおり500万円を投資していきます。

 

ちなみにVTIではなくQQQを選んだ理由として、

下落時に「損だし」をして、税金支払いを抑えたい

という考えがあります。

VTIだと、購入単価が平均化されてしまって「損失」が出せない。

従って、新規銘柄であるQQQを選んだ、という訳です。

今年は大量に株式を売却したせいで、譲渡所得が1,000万円を遥かに超えているんですよね。

現在、一生懸命「節税」中です(笑)

 

あ、言い忘れましたが、三菱商事やらなんやら、個別株の細かいのも売ってます。

日経ダブルインバースを5,000株ショート&4,000株決済

これは、いつものやつです(笑)

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ただ、今の相場だと「減価」を刈るというより「突っ込み買い」の「戻り売り」になりますね。

だったら普通に日経レバ買えよって話ですが、やっぱり慣れてるインバースショートの方が安心感があるんですよね。

今回も、5日程度の短期トレードでした。

利益は11万円程度です。

まあ、お小遣い稼ぎですね。

1,000株だけ、まだショートに残しています。

2621 iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)を約90万円購入

債券購入第三弾です。

債券投資額は、累計で360万円程度になりました。

超長期にしたのは、キャピタル狙いですね。

為替ヘッジを付けたのは、単純に円高が怖いからです(笑)

ヘッジコスト(日米短期金利差)も近年まれにみる高さなのですが、それ以上に円高リスクが怖いですね。

ドル円が120円程度まで落ち着いたら、ヘッジ無に買い替えるのもありかな。

半導体が気になってきた(笑)

※ここからは、売買の記録ではありません。

半導体株から完全撤退して、3か月が経ちました。

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売却後、特に東京エレクトロンは頑強に値を保っておりました。

一時は売値から1割近く上げていましたね。

早まったか!?と悔しい思いをしていましたが、ようやく下げてきて一安心です(笑)

 

最近はTwitterを見ていても、半導体株は「総悲観」一色になってきました。

天邪鬼の筆者としては、それを見て逆に買いたくなってきまして。

色々と、今調べているところです。

現在、高値から約38%下落。

PERは、約15.3倍。

配当利回りは、約3.3%。

…直感的には「まだ高い」と感じてしまいますね。

もちろん、今後シリコンサイクルの「引き」が訪れると仮定すれば、の話ですが。

日本経済新聞より引用

比較的軽微な「引き」であった前回(2020年3月期決算)においても、

株価は23,345円(2017年11月)から11,885円(2019年1月)まで、約半額まで叩き売られています。

安値を付けた時点では、PER7倍台、配当利回り6%以上に達していたという事です(2019年3月期決算)。

完全に「バリュー株」ですね(笑)

 

また、株価への「織り込み」も随分と早いですよね。

株価が急激に下落していったのは、2018年下期です。

この時点では「業績絶好調」であり、「なんで株価が下がってるのか分からない」状態だったでしょう。

逆に「業績不調」が鮮明になってきたであろう2019年下期には、株価は既に倍以上になっています(笑)

結局、業績予想は極めて困難であり、「市場の声」を素直に聞くのが一番だということですね。

 

ITバブル崩壊時は、それが顕著でした。

xtech.nikkei.com

半導体製造装置・材料に関する業界団体SEMIの予測した「半導体製造装置の売上高」です。

2000年 467億ドル 前年比+83.4%

2001年 572億ドル 前年比+22.3%

2002年 642億ドル 前年比+12.3%

これは2000年12月7日の記事(予測)です。

では、実際はどうだったでしょうか。

2001年は、増加どころか4割以上の激減。

翌2002年には、200億ドルを割り込みます。

そして、2000年の実績を上回ったのは、実に17年後でした(笑)

業界団体の予測ですら、このような状況です。

半導体関連株の現時点の「予想EPS」など、蜃気楼同然だということですね。

ちなみに、2000年8月時点の東京エレクトロンの予想EPS(2002年3月期)は、大幅増益の654円でしたが、実際は赤字転落でした(笑)

 

ITバブルは、過剰投資によって発生しました。

当時の新聞記事を読むと「東京エレクトロン〇〇工場建設。需要増に応える」といったものが目立ちます。

…これがどうも、「今」と似た匂いがするんですよね。

しかも今回は「地政学リスクへの対応」という、市場原理とは全く違う方向からの投資が非常に大きいです。

…昔から「政府がしゃしゃり出てくると、碌なことにならない」のは定説ですよね。

 

半導体への投資は、慎重に、少額ずつ、期間分散して行うのがいかな、と思います。