今後の運用方針

こんばんは!

サイコパスの郵便屋さんです。

 

株式相場が大きく下落しています。

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5月の米CPIが、対前年比8.6%と市場予想を大きく上回り、

金利(割引率)の更なる上昇

・それによる、経済のオーバーキル・リスク

に、市場はおびえているようです。

 

不安になられている方も多いと思います。

以前、筆者は「下落相場との向き合い方」という記事を書きました。

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再読してみましたが、我ながら良く書けているのではないでしょうか(笑)

この時と、思いは変わっておりません。

今日はこれを踏まえたうえで、今後の具体的な運用方針について考えてみました。

総資産額1億円は、絶対防衛線

本日17:00現在の総資産額は、約1億1,200万円です。

はっきり言います。

筆者は今後、たとえ米国がリセッションを迎えようとも、1億円の大台は絶対に割りたくないと考えています。

「いつでも仕事を辞められる」と筆者が思える金額が、「資産1億円」だからです。

逆に言えば「いつでも辞められる」と思えるからこそ、辛うじて仕事を続けるモチベーションを奮い起こせている、という状態だと言えます。

最近は特に、本来の配達業務以外の「いざこざの多さ」にゲンナリしています^^;

これで「いつでも辞められる」状態を失ったら、ショックで寝込むことでしょう(笑)

それぐらい、筆者の心情的に「1億円」という数字は大事なのです。

 

・残存するレバETFソニーグループの株式を売却(約335万円)

・1万ドルを円転

これにより、ポートフォリオのリスクをさらに下げました。

株式比率は約37%。

「株式が(円ベースで)ここから25%下げても、1億を死守できる」ギリギリのラインになりました。

なんだお前、結局狼狽売りかよ!

いや、そうではないのです。

昨年11月に資産1億円を達成したため、この時から「レバETF及び半導体株」の売却を進めてきたのです。

 

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その際も決して「相場の下落」を見込んでいたわけではありません。

それが分かっていれば、こんな毎月ちまちま売らず、11月に一括で売却していたでしょう。

 

今の株式比率が「理論上の最適配分」だとは決して思いません。

筆者が資産形成初期~中期であれば、恐らく株式比率75%くらいにしていたでしょう。

さすがにレバETFは売っているでしょうが^^;

 

今後の最大のリスクは、円高です。

資産の半分近くが米ドル建てである上、日本株も円安メリット株ばかりなので、円高リスクには非常に脆弱なのです。

筆者は以前「日本は沈みつつあるタイタニック」と表現しました。

これには2つの意味があります。

①ゆっくり確実に(少子高齢化により)日本経済の地盤沈下が進む。

②逆に言えば、日本ほどの大国が「急激に沈没する」ことはありえない。

こうです。

従って、今の急激な円安には大変違和感を持っています。

とはいえ、筆者は自分の相場観を全く信用していません。

一括ではなく、毎月少しづつ円転していこうと考えています。

インデックスはガチホ

今回の売却により、米株はほぼすべてインデックス(ETF)になりました。

これは、何があろうとガチホします。

色々考えましたが、やはり株式のショートは考えられないです。

筆者は結局、投機家ではなく投資家なんですね。

筆者には「株式が長期的に上がっていく」イメージは鮮明にできます。

逆に言うと、ショートは全く自信がありません。

文字通り「狼狽買い」してしまうでしょう(笑)

 

・モノやサービスの生産に「企業」が必要とされている。

・人々が「事業リスク」を負担することを忌避する。

・株主資本主義が存続する。

この3つが確かである限り、株式投資は間違いなく利益を生み続けると考えます。

社会に必要とされるものは、必ず存続します。

つまり「利益」を生みます。

そして人々がリスクを忌避する限り、その「利益」は割り引かれます。

割引率はPERの逆数ですね。

逆に言うと、PERとは債券でいう「デュレーション(元本回収までの期間)」です。

乱暴に言ってしまえば、PERが16倍ということは、16年で投資元本分のリターンがあるということです(EPSが一定であると仮定)。

企業の「利益」は、配当になるにせよ、内部留保される(BPS化)にせよ、最終的に株主の利益になることには変わりないからです。

 

株価=EPS×PER

株式投資における、ごく基本的な式ですね。

株価は「利益」と「人気」でできてるんだよ、ということです。

短期の値動き要因の大半は「人気」です。

そして、この「人気」の波を読んで、うねりを取るのが投機家です。

 

今回の株価下落についても、年初から予想EPSは大して変化していないので、下落要因はほぼ「人気」の下落によるものですね。

金利・CPIの上昇、リセッション懸念等により、株式の「人気」が落ちているのです。

しかし、長期になればなるほど「人気」ではなく「利益」が影響力を増してきます。

「利益」は蓄積され、再投資され、複利で膨張していくからです。

株式が長期では必然的に上がっていく、とはそういうことです。

そして、みんなが嫌がる「リスクを負担する」ことで、割り引かれた利益を毎年リターンに変えていくのが投資家です。

「投機」とは何か。

「投資」とは何か。

このイメージは、大変重要です。

「人気」や「思惑」といった不確実なものよりも、「利益」という、より確実性の高いものを本質と考える。

これが出来れば「狼狽売り」とは無縁でいられるでしょう。

長期投資においては、こうした「定性的なイメージ」こそが重要なのです。

CPIだろうが消費者信頼感指数だろうが、それが20年後、30年後の企業利益にどれほどの影響を与えるでしょうか。

逆に言えば、20年前、30年前の消費者信頼感指数が5ポイント上下したからといって、現在の企業利益に如何ほどの影響があるでしょうか。

大した影響はないでしょう。

であれば、長期投資家がそんなものを気にする必要はないのです。

気にしなければならないのは、

・モノやサービスの生産に「企業」が必要とされているか

・人々が「事業リスク」を負担することを忌避するか

・株主資本主義が存続するか

この3点です。

現時点においては、これらに疑いはありませんね。

IPHONEにしても、アマゾンプライムにしても、私たちの生活に必須である、魅力的なサービスは「企業」が生産しているのです。

であれば、ガチホで全く問題はないのです。

むしろ、PERが22倍から16倍に下がったのを喜びましょう。

元本回収期間が、これから投資する分については22年から16年に短縮されたのですから。

実際はEPSは成長するため、もっと短い期間になると思います。

債券の定期購入を継続

5月より、債券の定期購入(月1万ドル程度)を開始しています。

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今月も、BNDを約1万ドル購入しました。

買って早々、金利上昇で含み損です^^;

買ってはじめて気づいたのですが、マネーフォワードでは「債券」ではなく「株式」として認識されてしまうんですね。

紛らわしいです。

 

債券を購入するということは「今回のインフレが遅くとも数年内には、ある程度沈静化する」事への賭けです。

言い換えれば「世界経済がブロック化することなく、グローバル経済が維持される」事への賭けです。

筆者は基本的には、このシナリオの可能性が高いと考えています。

しかし「シナリオが外れた場合」のリスクヘッジが必要だとも考えています。

「金」ETFの購入です。

正直言って、金は「投資」ではないと思っているので(何も生産しないので)、投資家の筆者としては、あまり気乗りしないです。

しかし、不確実性が高い現状においては、やはり「分散」で対応するしかないですね。

幸い、金価格はドルベースで見れば一時期より下がっています。

外貨MMFでブタ積みになっているドルを使って、少しづつ買っていくつもりです。

最終的に、資産額の5~10%程度を目指します。

投資家として、現在の社会情勢を楽しむ

「投資家になる」ということは、世界情勢・社会情勢の「当事者」になるということでもあります。

これは大変に魅力的な事です。

現在「劇場」では、とてもドラマチックなシナリオが進行中です。

・コロナ禍による、史上最大規模の財政出動・非伝統的な金融政策

ウクライナ戦争(まさか現代で「総力戦」が起こるとは!)

・それらによる、予想だにしなかったインフレ

・米中対立

・強烈な円安、動けぬ日銀

などなど。

ザッと上げただけで、まさに後世歴史に残りうる出来事が、次々に展開しています。

投資家であれば、これを「当事者」という名の特等席で鑑賞することが出来るのです。

不謹慎ながら、こんなに面白いものが見れるとは思ってもいませんでした。

パリは燃えているか」が今にも聞こえてきそうです(笑)

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長期投資家であれば、これらを「一切気にしない」ものありだと思います。

しかし、それではちょっともったいないですよね。

ともに、歴史の生き証人になろうではありませんか。