「リスクオフの円高」復活の予感

円安が進んでいます。

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原因の一つとして、FRBに続いてECBも利上げに動く中、円が再び「低金利の調達通貨」として脚光を浴びている面があります。

www.bloomberg.co.jp

加えて、キャピタルフライトという動きもあります。

www.nikkei.com

でも、逆に言うと「リスクオフの円高」が復活するって事だよね?!

こう考えているのは、筆者だけではないでしょう。

想像するだけで不快ですね(笑)

なにしろ、年初のドル円レート116円時と比べて、円ベースの資産額を700万円以上押し上げています。

にもかかわらず、資産額は減ってるという(笑)

どんだけ株下がってんのって話です。

これが「リスクオフの円高」で巻き返されることを想像すると、ぞっとします。

 

以前にも書きましたが、今回の円安はどう考えても異常です。

だってこれ、見てくださいよ。

世界経済のネタ帳より引用

日米の名目GDPドルベース)の推移です。

インフレの影響で、アメリカの名目GDPの伸びが凄まじいことになっています。

前年比10%以上の伸びです。

対して日本。

真逆ですね(笑)

円安の影響で、名目GDPが減少しています。

2020年の名目GDP日米比

1 : 4.1

2022年の名目GDP日米比

1 : 5.1

僅か2年で、この激変ぶり。

これは、どう考えてもおかしいでしょう。

仮にも世界1位と3位の経済大国です。

その2国のGDP比が、短期間にこれだけ激変するのはありえない。

アメリカで「年収1,500万円でも貧困層」なんて話があるそうですが、そんなの持続するわけがありません。

何らかのきっかけで、購買力の裁定が発生するでしょう。

間違いなくドル円の巻き戻しが起こると考えています。

 

という訳で、ドル資産の円転を行おうと思います。

米国株の売却金もすべてドルで持っているため、ドル資産が相当膨らんでいるのです。

ひとまず、3万ドル程度を考えています。

スプレッドと雑所得課税が非常に不快ですが、やむを得ません。

FXで、円ドルロングからの円現引きができると最高なんですがね。

そんなうまい話はないようです(笑)

何かいいアイディアがありましたら、教えてください。