こんばんは!
サイコパスの郵便屋さんです。
BDC銘柄(ARCC、MAIN)及びモーゲージREIT(SRET)を全売却しました。
売却額は約187万円(1ドル=127円で計算)。
利益は約77万円+2年分の配当金です。
なお、先日行ったARCCのキャッシュ・セキュアード・プット(権利行使価格20ドル)の500株も、週明け早々に売却します。
売却理由は「炭鉱のカナリア」が騒ぎ始めたからです。
先月ARCCのプットを売った時点では、この展開は予想していませんでした。
S&P500のEPSもまだまだ強かったですし、金利上昇を折り込めば「業績相場」が訪れると想定していたのです。
しかし、どうも様子がおかしいですよね。
これまで強かった生活必需品等のバリュー株が大きく下落し、イールドカーブも少しずつフラット化しつつあります。
確かに今回のコロナ相場は「史上空前の財政出動」と「金融緩和」で、相当人為的に「つくられた」相場でしたからね。
これまでの相場展開とは異なる動きとなってもおかしくありません。
三菱氏の言ってた通りになりましたね。
悔しいですが、一本取られました。
まだ「業績相場」が来ないと決まったわけではありません。
しかし、ここは慎重に進みたいと思います。
この先は、PERは次第に機能しなくなると思われます。
そもそも、EPS自体が前述のとおり相当不自然に「かさ上げ」されていますしね。
東京エレクトロンなんかも、2018年に買った時にはPER10倍台、配当利回り4%を超えていました。
ハイテク株が「高配当化」し、PER的にも「バリュー株化」してくる、ということです。
「先」を織り込む株価と、「現在のEPS」がズレてくるのです。
値ごろ感で飛びつくのは危険だと思います。
悲観的な事ばかり書いてしまいましたが、長期的には米国株に強気ですよ。
「そんなもん、長期で見れば上がるに決まってる」と考えているから、わざわざ書かないだけです。
むしろ、今回のインフレと金利上昇を見て、ますます米国株への信頼を厚くしました。
資本主義がまともに機能しているのは、やっぱりアメリカしかないですね。
日本ではインフレなんか起きないでしょう。
賃金が上がらなければ、持続的なインフレは起こりません。
日銀は緩和を継続し、世界の金融市場に流動性を提供していただければよろしいかと思います。