牛丼は「旨めぇ」が「美味しく」はない

こんばんは!

サイコパスの郵便屋さんです。

 

いや~世間はGW真っただ中ですね!

お天気も最高で、絶好の行楽日和(^^♪

ま、筆者は普通に仕事だったのですが"(-""-)"

今日は海沿いエリア担当だったのですが、まあツーリングのバイク・自転車が多いこと!

潮風に吹かれてのツーリング、気持ち良さそうです。

筆者も負けじと、車窓を全開!

風に吹かれつつ、気分だけはツーリングで配達しました(笑)

 

FIREした暁には、自転車での日本一周に挑戦したいですね。

海沿いの民宿に気の赴くままに宿泊し、地物の美味しい海産物を頂きつつ、ゆっくりマイペースで走るのです。

仕事では常時、荷物の時間指定に急き立てられているので(笑)

そんなことを考えず、景色を、風を、今この時を味わうのです。

温泉もあれば最高!

考えただけでワクワクしてきますね。

そのためには、やっぱり体力があるうち(50歳くらい)にFIREしないとな。

先人達の言う通り、人生二度なしです。

 

さて、前置きはこれくらいにしまして。

先日、吉野家執行役員が「生娘シャブ漬け発言」で問題になりましたよね。

bunshun.jp

発言内容の是非については、ここでは触れません。

悪気はなかったんだろうな、とは思います。

自分(の会社)を下げて笑わせてやろう、というサービス精神だったのでしょう。

古き良き「昭和のおっちゃん」って感じですね。

 

で、筆者が気になったのは、

「男に高い飯を奢ってもらえるようになれば絶対に(牛丼を)食べない」

と述べているところです。

牛丼なんか本当に旨いもん知らねえ奴しか食わねーよ、ってことですね。

SNS界隈では、これに対する反発も強いようです。

さて、みなさんはどう考えますか?

牛丼は「旨めぇ」が「美味しく」はない


まず筆者は、吉野家自体、あまり利用することがありません。

付き合いで行くことがたま~にある程度でしょうか。

その上での意見です。

筆者は吉野家の牛丼を「旨めぇ」とは思いますが、「美味しい」とは思いません。

では「旨めぇ」と「美味しい」の定義はどうか。

「旨めぇ」の定義

 「旨み(グルタミン)」「塩み」「脂」の三要素が突出している状態。

 素材一つ一つの味は、上記三要素に搔き消されている。

 例)ファストフード全般、スナック菓子、レトルト食品、ラーメン次郎etc

「美味しい」の定義

 素材一つ一つの味が主役であり、上記三要素がそれらのバランスをとり、引き立てている状態。

こんな感じですね。

ポテトサラダで考えると分かり易いかもしれません。

業務用パック詰め(ビジネスホテルの朝食バイキングでよくあるやつ)が「旨めぇ」

手作りポテトサラダが「美味しい」です。

別に「旨めぇ」を否定しているわけではありませんよ。

たまに人が食べてる「焼きそばUFO」とか見ると、猛烈に食べたくなる時もあります(笑)

ただ、食べた後に必ずと言っていいほど体調がおかしくなるのも事実です。

肌(特に手のひら)が妙に乾燥し、唾液の分泌が悪くなる。

身体がカリウム(塩分の排出)を求めて、悲鳴を上げてる感じです。

こんな時「タッパー詰めのブロッコリー」や「野菜スティック」があると便利ですよね(笑)

 

で、牛丼チェーンの牛丼は間違いなく「旨めぇ」です。

玉ねぎの味、しませんよね。

徹頭徹尾、グルタミンとナトリウムが塊になって襲ってきます(笑)

食後数時間もすれば、お肌カサカサ。

ただ、たまに食べたくなるのも事実です。

「旨めぇ」ものは、経済合理性が高い

ファストフード、レトルト食品、冷凍食品、業務用パック食品。

これらは、生産性、保存性、再現性等に優れます。

要は経済合理性が高いのです。

グローバル化による食文化の均質化=マクドナルド化も問題になりましたよね。

ja.wikipedia.org

「効率性」「計算可能性」「予測可能性」「統制(コントロール)」

これってつまり、「入れ替え可能化」ですよね。

現代社会において、まさに今進行中です。

人間も食品も、替えが効く存在にした方が経済合理的なのです。

 

また「旨めぇ」ものは強い依存性を有します。

タバコと同じく、依存症ビジネスの側面があります。

まさに「シャブ漬け」です(笑)

 

これに対し「美味しい」ものは、はっきり言って経済合理性には劣ります。

素材は良いものを使用せねばならず、手間はかかり、保存は効かず、調理の熟練も要する。

そして「旨めぇ」ものに慣れた現代人の舌には「美味しい」ものは「味が薄く」感じられるようです。

従って依存症ビジネス化もできない。

経済合理性を金科玉条にする限り、「美味しい」は劣勢と言わざるを得ません。

個人的には「美味しい」を応援したい


筆者個人としては、やはり「美味しいもの」が食べたいです。

従って消費者としては「美味しいもの」の生産者を応援したい。

ただ、筆者は株式投資家でもあります。

そして、筆者のFIREの成否は投資先企業の経済合理性に懸かっている。

つまり、世界の「マクドナルド化」が都合がいいことになる。

誠に、悩ましい立場です(笑)

結局、矛盾を抱えながらも一個人としては「美味しいもの」の生産者を応援し、株主としては「経済合理性」を求める、ということになりますね。

う~ん、すっきりしない終わり方で申し訳ないm(__)m