レバレッジETFの減価狩り

こんばんは!

サイコパスの郵便屋さんです。

 

先日、ショートしていたTOPIXダブルインバース(1356)を決済しました。

利益は約69,700円でした。

21年10月1日に1,065円でショート。

22年3月25日に988.9円で決済ですね。

約7.15% の下落(利益)となりました。

さて、ではこの間のTOPIXの動きはどうだったか。

TOPIXは逆に1986→1981へと下落しています。

約0.25%の下落率です。

ダブルインバースだと、本来であれば0.5%の上昇となるはずですよね。

ところが、逆に7.15%の下落となっています。

これが、レバレッジ(インバース)ETFの減価です。

複利効果が逆に働いているのですね。

レバレッジETFを単にロングするのではなく、わざわざダブルインバースをショートしているのは、この減価を刈るのが目的です。

ちなみに、なぜS&P500ではなくTOPIXなのかというと、前者は基本的に右肩上がりなのに対し、後者はいつもでもダラダラとボックス相場を演じているからです。

レバレッジETFは、一方向に動き続ける場合においては、上昇下落いずれにおいても有利になります。

上昇時は複利効果で弾みがつき、下落時は逆複利効果で下落が緩やかになるからですね。

レバレッジETFは減価する、と一般に言いますが、一方向に動く場合においては逆に「増価」するということです。

逆に上昇→下落を交互に繰り返すようなボックス相場においては、減価します。

TOPIX(日本株)をインバース狩りに使うのは、こういう訳です。

 

ここ1年間のインバース狩りの成果です。

大体、38万円程度の利益ですね。

現物株を担保にしていますので、保証金の拘束はほぼありません。

損失発生時に、入金するくらいですか。

資金効率としては、なかなか優秀ですね。

 

ただ、これはサテライト…というより「遊び」なので、大きな金額でやるつもりはありません。

調子に乗らないように致します。