【太陽光か?債券か?】キャッシュの使い道に悩んでます

こんばんは!

サイコパスの郵便屋さんです。

 

昨年11月から今年2月にかけて、株式を約1,300万円売却しました。

yuubinyasan.com

この結果、3,000万円を超える現金(約半分は米ドル)が積み上がりました。

この使い道に、いまだに悩んでいます"(-""-)"

今考えている投資先は、次のとおりです。

〇ハードアセット

 ・太陽光発電

 ・不動産

〇ペーパーアセット

 ・BND、TLT等の債券ETF

 ・米ドル建て生債券(高格付け限定)

 ・リート

 ・インフラファンド

 ・不動産クラウドファンディング

 ・ゴールド(ETF

こんな感じですね。

それぞれ、見ていきましょう。

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ハード・アセット

太陽光発電が第一選択ですね。

たぱぞう氏の「お天道様がローンを返してくれる」という表現に惹かれました。

ただ、心配も多いんですよね。

 

 ①風力も含めた再生エネルギー発電所が多く供給される見込みであり、出力制御のリスクが増大しないか。

 ②廃棄費用積み立て、インボイス制度等、後出しで次々に追加費用が発生してきている。

 ③FIT制度(固定価格での電力買取)がインフレに脆弱なのではないか。

 

③についてはローンを活用することで、ある程度ヘッジできる(インフレによりローンも実質目減りする)と思うのですが、①、②はどうしても気になります。

後出し費用は止めてほしいですね"(-""-)"

日本という国は、本当に投資家を冷遇するのです。

インボイス制も、さっさと太陽光に対する方針を明確にしてほしい。

少し前に、野立て分譲のシミュレーションを何社か貰ったのですが、いずれも普通に税込み価格での売り上げシミュレーションになっていました。

インボイス制の説明は一切ありませんでした。

この辺りも、どうも不信感が募りますね。

 

不動産も地元の物件を少し見てみたのですが、踏ん切りがつかないです。

株式と違って市場が効率的でない=それが適正価格であると確信が持てないのです。

そう考えると、やはり株式というアセットは優秀ですよね。

どんな初心者でも、その時々の適正価格で購入できるのです。

こう考えると、株式の価格変動リスクって全然「リスク」に感じないんですよね。

むしろ長所です。

だって、下がるべき時にきちんと下がる=安く買えるのですから。

そもそも、「金利が上昇=割引率も上昇=現在価値が下落」という理屈は、ハードアセットも同様だと思うんですよね。

であれば、きちんと値段が下がってくれる株・リートの方がいいのでは?と思ってしまいます。

筆者のこの考え、おかしいでしょうか。

ペーパー・アセット

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とはいえ、これから金利が上昇することが目に見えている中、なかなかペーパーアセットも手が出し辛いです(笑)

BNDも、かなりいい感じで下がってきたんですがね。

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ちなみに筆者は、長期的には金利は上がらないと考えています。

理由は、経済を加熱も原則もさせない「中立金利(潜在成長率と近似)」がゼロにまで落ち込んでいるからです。

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アセットマネジメントoneより引用

つまり、実質金利(10年債利回りー10年期待インフレ率)がゼロを超えた時点で「金融引き締め」となり、経済は減速していくことになります。

3月23日時点で、10年期待インフレ率は2.94%。

10年債利回りがこれに近づくにつれ、経済は減速する=需要が減退する。

インフレ率に低下圧力がかかることになります。

従って、10年債利回りが一方的に上昇することはないと考えられるわけです。

個人的には、今回の金利上昇は、債券投資のチャンスだと捉えています。

ただ、タイミング的にはもう少し先でしょう。

まあ、筆者の相場観の無さは折り紙付きですので、あてにしないでください(笑)

 

次にインフラファンドですが、これも導管性(利益の9割以上を分配することで法人税が免除)を含め、FIT後の姿が不透明なのがリスクです。

現在、利回りは軒並み6%を超えていますが、もしFIT後に発電所の価値がゼロになると仮定すると、これでも割高という事になります。

まだ先のこととはいえ、これでは安心して投資できませんよね。

 

不動産クラウドファンディングは、現在CREALで200万円を運用中です。

追加でやるとしたら、jointα(ジョイントアルファ)かな。

東証一部に上場している穴吹興産株式会社が運営している、という安心感があります。

ただ、想定利回りは3%程度と、かなり渋めです(笑)

リートなら、三菱氏推奨の積水ハウスを始め、格付けAA以上かつ利回り4%以上のものがあります。

筆者は価格変動はあまり気にならないので、クラファンよりはリートかな。

 

最後にゴールドですが、これは筆者は全然わからないんですよね。

まず、そもそもなぜ金に価値があるのかが分からない(笑)

過去帰納的に「これまで人類は金に価値を見出してきたから」と考えるしかないわけです。

ただ、これだけだと筆者は確信が持てないのです。

相場下落時に、狼狽売りしてしまいそうです(笑)

筆者の定義では、ゴールドは「投資」ではないんですよね。

なぜなら「生産手段」ではないから。

価値を生み出さないからです。

そうなると、もう信じる根拠がないのです。

ただ、確かに「現金の価値を保存」する先としてはありかもしれないですよね。

数百万程度をETFで持つのも一案です。

 

ということで、書いててますます迷いが出てきましたね(笑)

あなたが筆者の立場なら、何を選びますか?