こんばんは!
サイコパスの郵便屋さんです。
三月に入り、やっと暖かくなってきましたね(^^♪
筆者の誕生月ということもあり、大好きな季節です。
三月の風は、時を超えますからね。
あてのない散歩を、ゆっくりと。
すじ雲の空と、思い出を味わう事にしましょう。
さて、春といえば野草の季節です。
無料の食い物(野草)がそこらの道端や山辺に群生する、夢のような季節ですw
筆者も、金がない一人暮らし時代は、よく自転車で摘みに行っておかずにしていたものです。
今日は、筆者が選ぶ、春の(食べられる)野草ベスト3を発表したいと思います!
選定基準は
①生産性(収穫しやすさ、下処理の手間、調理の汎用性など)
②食味
③栄養
の3点です(★5点満点評価)
第3位 ウワバミソウ(水ぶき)
生産性 ★★★★★
食味 ★★★★
栄養 ★★★★
筆者の地元では「水ぶき」と呼ばれる、超メジャーな野草です。
お揚げさん(厚揚げ)と一緒に、しょうゆ、みりん、酒、ごま油で炒め煮したものがド定番ですね。
法事なんかで親戚が集まると、たいてい誰かがタッパーに入れて持ってきます。
ほら、水ぶき炊いてきたさけ、みんなで食べよさ!
てな感じでw
味は全くクセがなく、シャキシャキした食感がたまりません。
山菜らしい苦味やえぐみも全くないので、逆に山菜好きの人には物足りないかも知れませんね。
あく抜きも不要なので、調理の手間もかかりません。
さっと湯がいて、塩昆布と一緒にお浸しにしても美味しいです。
収穫の際は、ジメジメした日陰の山肌、沢の近くが狙い目です。
根っこが赤っぽいので、見わけ易いと思いますよ。
群生しているので、短時間で大量に収穫できます。
葉っぱは邪魔なので、その場で取っちゃいましょう。
栄養素も、ビタミンCと筆頭にB1、B2が豊富。
抗酸化作用と抗がん作用もあるらしいですが、この辺はよく分かりませんw
ということで、収穫し易く、下処理も不要、調理も簡単で栄養価も高い、という事なしの優等生です。
投資でいうと、バンガードVTIみたいなもんですw
第2位 よもぎ
生産性 ★★★
食味 ★★★★
栄養 ★★★★
草餅にすると最高です!
レシピより少し多めに入れるのがおすすめ。
目が覚めるような、鮮烈な春の味です。
餅との相性がベストマッチング過ぎて、他の用途があんまりないですね。
味、香り、食感とも主張が少々過ぎるようです。
たぱぞう氏の言う所の、おやんちゃ野草ですねw。
野草界のレバナスとでもいいますか。
ハマった時は最高のリターン!てな感じです。
沖縄では、ヤギ汁に入れるそうですね。
毒を以て毒を制す、てな感じでしょうか(沖縄の方、すいません!)
先端の柔らかい部分を摘みましょう。
そこら中に生えてますが、道端のものは犬の小便が掛かってるので避けるとよいです。
下処理も、あく抜き必須なので少々面倒です。
繊維質が強いので、すり鉢でしっかりすりましょう。
第1位 菜の花
生産性 ★★★★★
食味 ★★★★★
栄養 ★★★★★
栄えある第1位は、菜の花です!
これを野草にカテゴライズすべきかは、意見が分かれるところでしょう。
筆者としては、道端に自生していて、かつ無料で収穫できれば、それは野草ですw
味は当然ながら最高です。
独特のホロ苦さが、口の中いっぱいに春の訪れを告げます。
冷凍物では、こうはいきません。
シンプルに、おひたしで頂くのがおすすめ。
筆者は、これが大好きで、食べだすと止まりません。
ボウル1杯くらい食べますねw
収穫簡単、あく抜き不要、調理の汎用性も高く、栄養満点で最高においしい。
もう、基本中の基本アイテムですね。
ドラクエでいう、はがねのつるぎみたいなもんです。
果実系は、見て楽しむが好し
写真はグミの実です。
野生の果実系は、美味しそうな見た目に反して、実際食べるとガッカリすることが多いですね。
グミも、口の中がシブシブになりますw
冷蔵庫でしっかり冷やすと、ましになりますが。
配達先のおじいちゃんで、いつもグミの実をくれる人がいるんですよね。
あ、昨日はありがとうございました。美味しかったです!
本当はあんまり美味しくなかったのですが、お愛想でそう言ったんです。
そうしたら、会うたびにくれるようになっちゃいましてw
毎日、冷蔵庫で冷やして必死に食べてました。
ということで、果実系は見て楽しむのが一番です。
野菜、フルーツはテクノロジーの産物
野草や野生の果実を食べてると、味覚のハードルが下がりますw
限界効用逓減法則の、時間軸が巻き戻るのです。
一人暮らし時代、たまに食べるホウレンソウの美味しいこと!
ホウレンソウってこんなに甘かったんだ!サニーレタス、柔らけ~!
てな感じですw
そもそも、野菜・フルーツは「人間好みの味・食感」という要素で、野草を抽象化したものです。
一見、純粋な自然のめぐみに見えても、そこには紛れもなくテクノロジーが作用しています。
私たちは、土とともに暮らしたとしても、やはり「テクノロジーによる抽象化」の恩恵を受けているんですね。
野草の判断に迷ったら、アプリに相談しよう
これ、なんて野草だっけ?
判断に迷ったら、アプリを使うのがおすすめです。
カメラで撮るだけで、植物名を教えてくれます。
筆者なんて、図書館で借りた分厚い植物図鑑を持ち歩いてましたからね。
これ、ヨメナだよな~?なんてぶつぶついいながらw
便利な世の中になったもんです。
山歩きをした際に、いろんな植物を調べてみると楽しいですよ。