投資家は今しばらく痛みに耐えよ

いつも心にサイコパスを★

こんばんは、サイコパスの郵便屋さんです。

 

FOMCは、かなりタカ派よりだったそうですね。

まあ、これまで「人質」に取っていた「労働市場が、その役目を果たさなくなりましたからね。

 

FRBが「物価の安定」と並んで「雇用の最大化」を目標に掲げだして以降、労働市場は我々投資家の人質になっていました。

 

ロボット化、AI化の進展により、労働市場は「慢性的な買い手市場」になることが見込まれていましたから。

 

労働者に職を供給するための財政出動、金融緩和が常態化し、株価を含む資産価格は半永続的なバブルに入ったかのように見えました。

 

これを一変させたのが、新型コロナ感染症です。

失業保険追加給付による疑似FIREは、労働者の価値観を一変させ、大量自主退職を発生させたのです。

 

yuubinyasan.com

労働市場は、売り手市場へと一変しました。

つまり、労働市場は我々の人質から解放されてしまった。

 

必然、FRBタカ派になりますよね。

 

しかし、過度に案ずることはないでしょう。

 

米中デカップリングによるサプライチェーン再構築、脱炭素、SDGS等により、今後も巨額のマネーが供給される予定です。

 

特に脱炭素関連では、1京円を超える投融資が必要とされています。

www.nikkei.com

相当部分は、信用創造=新規マネーの供給となるでしょう。

このマネーが、EV,半導体、再生エネルギー等に流れ込みます。

 

さすがはアングロサクソン見事な資本主義延命措置ですw

デジタル経済のみならず、実物経済も潤う事でしょう。

つまり、労働を軸とした貨幣経済社会も延命されることになります。

 

大丈夫、資本の力を信じましょう。 

資本は癌細胞です。

 

「世の中お金だけじゃない。自然の中でミニマムに生きたい」

「環境を大切に」

「株主から労働者への分配を」

 

こういった反資本的な感情をも養分として利用し、資本は自己増殖します。

地球上の、あらゆる共同体を破壊しつつ。

 

いま、我々が受けている痛みは、資本主義が延命するために必要なものです。

いましばらく、これに耐えましょう。