いつも心にサイコパスを★
こんばんは、サイコパスの郵便屋さんです。
最近の相場下落を受けて、株ブロガーさんも、株を手放す方が多いようですね。
筆者が毎日楽しみに読んでいるブロガーさんも、決済されたとか。
「爆損」「狼狽売り」とか言ってても、てっきりアクセスアップへのポジショントークだと思ってたんですがね。
筆者は、断固ガチホですね。
というか、そもそもなんで株価が下がったからって狼狽するんですか?
余裕資金でやってるんですよね?
長期投資ですよね?
だったら、上がろうが下がろうが一緒でしょ。
むしろ、下がった方が新規購入分が安く買えてラッキーです。
仮定ですが、89年の大納会(バブル最高値)にクソ日経に積み立て投資を開始。
この最悪の条件でも、現在は大きく利益が出ているんですよ。
理由は、暴落した過程で積み立てたからです。
少々上から目線で言わせていただきますが。
長期投資家で、いま狼狽売りされてる方!
はっきり言って、なってません。
投資哲学ができてません。
腹に落ちてません。
だから、この程度で狼狽するんです。
ということで、今日はこのお話です。
キャッシュなんか危なくて持ってらんない
これは、日本円の実質実効為替レートです。
もはや説明不要ですよね。
現在、95年の最高値から半値以下に暴落。
ほぼ、72年来安値を付けています。
これは輸入物価の押し上げを通じて、日本人の購買力を破壊します。
今まさに、それが起ころうとしています。
現在は、10倍以上(配当込みならそれ以上)になってます。
お分かりのとおり、クソ日経ですら通貨には圧勝するわけです。
当り前ですね。
資本は自己増殖するのですから。
これを見ても、まだ「キャッシュ・イズ・キング」とか言えますか?
筆者からすれば、現金なんか危なっかしくて持ってられないですね。
現金にリスクがないように見えるのは、それが「価値の尺度」つまりモノサシだからです。
ガソリンが値上がりした。
とは言っても
お金がガソリンに対して値下がりした。
とは言わないですよね。
モノサシだから、それ自身は動いてないように見えてるだけ。
実際の価値は、72年来安値です。
世の中のキャッシュ量は増え続けている
お金=キャッシュの量は、アホみたいに増え続けています。
対して、GDP=モノやサービスの生産量はここ数十年増えていません。
お金=モノやサービスの引換券です。
株式=モノやサービスの生産を支配する権利書です。
例えて言えば、福引の景品が一定数しかないのに、商店街のオヤジが福引券をガンガンコピーしまくってる感じですw
今流行りのテーパリングとは、商店街のオヤジが
さすがに少し、コピーしすぎたな。
と反省し、コピーの頻度を多少落とすことですw
福引の景品=株式
福引券=お金
です。
どっちが希少価値があるかは自明です。
日本株の場合、しょっちゅう増資がある分、多少割り引かなければなりません。
それでも、お金よりははるかにましでしょう。
結局、より本質的なのは株式である
まとめです。
「お金の価値は、税金を払えるから担保される」と教科書では説明されてます。
しかし、筆者は
「お金の価値は、その国で生産されたモノやサービスと交換できるから担保される」
と考えます。
そして、そのモノやサービスを生み出す主体はどこですか?
その多くは、上場企業でしょう。
その上場企業を支配する権利が、株式です。
どちらが、より本質に近いかは、おわかりですね。
とくにアメリカでは、自社株買いにより株式数が減り続けています。
増え続ける「お金」とは対照的ですよね。
テーパリングで、「お金」の増え方を少し抑えましょうと議論されたところで、
株式のお金に対する優位性は揺るぎません。
この図式が揺らぐのは、モノやサービスの生産に企業が必要とされなくなった時です。
従って、このシナリオが現実化しそうな時、筆者は狼狽します。
しかし、いまはその時ではありません。
現金なんか、危なっかしくて持ってられません。
株式を、安心してガチホしましょう。