明日、暴落すると分かっていてもガチホする

いつも心にサイコパスを★

こんばんは、サイコパスの郵便屋さんです。

 

年明け以来、厳しい投資環境が続いていますね。

資産が相当目減りした人も多いのではないでしょうか。

 

そんな中、筆者にとっては明るいニュースが飛び込んできました。

 

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ブログ村「サラリーマン投資家」部門に筆者は参加しています。

ここにおいて、OUTポイント(ブログ村から当サイトへの流入数)ランク、ベスト10入りを果たしました!

 

2,057サイト中9位ですから、生後2か月足らずの当サイトにしては頑張った方ですよね?!

 

素直にうれしいです!

 

年明け以降、相場下落に比例するかのように、アクセスが急増しました。

市場が好調な時は、見向きもされなかったんですがねw

こりゃ、暴落も悪くないなw

 

さて、冗談はさておきまして。

 

筆者は、投資歴だけは一人前に20年を超えています。

ITバブル崩壊の最中に投資を始め、リーマンショック、欧州ソブリン危機、VIXショック、そしてコロナショックと、それなりに修羅場を潜ってきました。

 

一番きつかったのは、ITバブル崩壊です。

夢いっぱいで株式投資を始めた途端、2年に亘るジリ下げ相場ですから(´;ω;`)

何を買っても値下がりする、という悪夢のような環境でした。

 

詳しくは過去記事をどうぞ。

yuubinyasan.com

今日は筆者がポンコツ投資家ながら学んできた経験から、一つの「格言」をお話ししたいと思います。

 

長期投資家の極意

明日、暴落すると分かっていてもガチ・ホールド

もし明日、株式市場が暴落すると分かっていたとします。

みなさんは、この場合持ち株を売却しますか?

 

筆者は売りません。

迷わずガチホです。

なぜか?

 

売ったが最後、買い戻せないからです。

そんなわけねえだろ。暴落後買い戻せばいいじゃん!

そう思われるでしょう。

 

しかし、考えてみてください。

 

・株価は、三角保ち合い下離れ!

・下値サポートラインである〇〇移動平均線を割り込んだ!

・もはや、下値めど立たず。

 

暴落後は、SNS界隈はこんな話題で持ちきりになるでしょう。

そんな雰囲気の中、あなたは買い戻せますか?

まあ、もうちょっと様子を見ようか…

 

そうなるでしょう。

実際、相場にはトレンドがありますから、下落し続ける可能性は高いです。

 

あ~あの時売っておいてよかった!

 

しかし。

相場の反転は、いきなり訪れます。

直近の安値から2割ほども反発してごらんなさい。

あ~、あそこで買い戻せなかったの痛いな。ま、どうせまた下がるだろ。

 

これが、安値覚えというやつです。

行動経済学では、参照点依存性といいます。

honsuki.jp

プロスペクト理論の特徴の一つですね。

 

株価が一旦下がった後に反発した場合。

妙に割高に感じますよね。

 

これは、その底値が参照点になってしまったからです。

 

う~ん、高いな。もう一回下がるのを待つか。

 

そう考えているうちに、相場はみるみる上昇。

気付いてみれば、あら不思議。

元々の売却値を超えて、株価は上昇してましたとさ。

 

これが、認知バイアスの恐ろしさです。

 

あの孫正義ですら、「売却後に買い戻せない」失敗をしています。

そう、2018年のエヌヴィディア売却です。

www.itmedia.co.jp

この時ソフトバンクは、プットオプションを用いることで、ほぼ高値で利益を確定させることに成功します。

 

上記記事を見てわかる通り、当時、これは絶賛されました。

半値に暴落する前に、利益確定成功ですからね。

 

しかし、その後の株価の推移を見てください。

 

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結局のところ、そのままガチホしているだけで、当時の高値の4倍以上にまで株価は成長しました。

 

もちろん、これは結果論です。

また、企業は決算ごとに成果を求められるため、ガチホ戦略が取り辛いこともあります。

 

しかし、我々は個人です。

企業が取りたくても取れないガチホ戦略を実行できるのです。

 

個別株でなく、インデックスであれば尚更確実でしょう。

 

以上の理由により、筆者は

明日、暴落すると分かっていてもガチホ戦略を取り続けます。