いつも心にサイコパスを⭐️
こんばんは、サイコパスの郵便屋さんです。
一昨日、TECLを130株売却した記事を書きました。
この記事、いつになく反響が大きかったです。
Twitterでも流したのですが、こちらも初めてImpressionsが三桁超えてます。
一体何事か。
調べてみると、最近ハイテク系レバレッジETFが随分と流行ってるみたいですね。
レバナスとか。
こういったレバETF投資家のみなさんが、最近のハイテク下落に不安になって訪問された、という事みたいです。
最初にことわっておきますが、筆者がTECLを売却したのはアセットアロケーションの一環としてです。
資産額が一定の規模に達したため、無理にリターンを追求する必要がなくなった=リスクを落とす余地ができたからです。
別に市場の下落を見込んでいた訳ではありませんので、ご安心ください。
というか、そもそも筆者は「市場を読む」事は、はなから放棄しています。才能がないのは明らかですのでw
せっかくの機会ですし、ここで筆者が「相場調整時に心がけていること」をお話しさせていただこうと思います。
自分で決めた運用方針(ルール)を守ること
筆者は最近、「市況(相場見通し)」を書くようになりました。
はい、アクセス対策のためですw
抽象的な記事ばかりだと、どうしてもアクセスが伸びないんですよ。
ただ、必ず筆者が最後に書き入れることがあります。
「筆者は、淡々と運用方針に従います」
これです。
筆者は、自分の「相場観」を実際の売買に反映させることは一切しません。
年間の運用方針を大まかに決めたら、あとは淡々とそれに従うだけです。
理由は一つ。
認知バイアスが介入する余地を破壊するためです。
なぜ、ほとんどの個人投資家が負けてしまうのか。
筆者は、その原因を認知バイアスであると結論付けました。
決めたはずのルールを守り切れず、その場その場の感情・雑音に惑わされ、相場の闇へと落ちてしまうのです。
みんな、最初に運用方針を決めるときは、長期目線で考えたはずですよね。
TECLの長期チャートです。
13年で170倍以上になってます。
・時々暴落はするが、その時も淡々と積み立てを続ければOK
・全損リスクはあるので、サテライト投資としてやっていこう。
おそらく、こんな感じで運用方針を立てたんじゃないでしょうか。
ところが、いざ相場下落が始まると、とたんに短期目線になってしまうんですね。
・いったん売っておいて、安くなってから買い戻そう。
・金利が上がるから、もうハイテクはおしまいだ。
・あのインフルエンサーが逃げろって言ってる!やばい!
いや、最初の方針とズレてるじゃん!
てことです。
冷静な頭で、長期目線で立てた運用計画の方を信じましょう。
動揺した、認知バイアスまみれの今の自分より、よほど信用できます。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
投資格言としても通用しますね。
この言葉を、肝に銘じましょう。
コントローラブルな事に集中する
「自分の意志でコントロール可能な事」にリソースを集中させましょう。
相場の動向など、アンコントローラブルもいいところです。
気にしたところで、ムダです。
コントロール可能なことは、ズバリ「入金力」です。
入金力=収入ー支出
ですよね。
支出を少しでも抑え、入金力を高めることに力を注ぎましょう。
告白します。
筆者は昨日、自販機で甘いコーヒーを買って飲んでしまいました。
筆者は、自販機で飲み物を買うことを自戒しています。
これを破っちゃったのです。
雪の中の配達があまりに辛く、誘惑に負けてしまったのです。
筆者はこれを、ずっと反省しています。
筆者の資産額は、年初比で1,000万以上値下がりしていますが、そんなことは全く気にしていません。
アンコントローラブルだからです。
気にしたところで、1円の得にもなりません。
そんなことより、自販機で使ってしまった120円の方が、はるかに重大です。
自販機での買い物は、イニシャルコストではありません。
ランニングコストです。
チャリンとコインを落として、ゴトンと飲み物を出す。
プシュッと開けて、一口。
この一連の動作には、強い依存性があります。
針の一穴。
これが習慣になってしまったら、投資成績に重大な影響を及ぼします。
そして、このことは自分の意志でコントロール可能です。
だから、反省するのです。
資産額を見ない
最後に、とっておきの裏技をご紹介しましょう。
株式投資を、ほぼ元本保証にする裏技です。
わかりますか?
はい、資産額を15年間見ないことです。
米国株の場合、15年以上投資期間を取れば、過去30年間、元本を下回ったことはありません。
これは、S&P500,ダウ、ナスダック、どの指数に投資した場合でもそうです。
つまり、15年以上証券口座にログインしなければ、元本保証も同然という事ですw
流動性が高いことは、株式の長所でありますが、同時に短所でもあります。
リアルタイムで、現在価格がわかってしまうからです。
不動産等、他のアセットではこれが見えない。
だから、みんな安心して持てるんですね。
さて、相場下落時の心構えを、筆者なりにまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
相場に下落はつきものです。
下落するからこそ、プレミアムがつき、儲かるのです。
ドーンと構えていきましょう。