市場予測の困難さ(資産額はマイナス25万)

いつも心にサイコパスを★

こんばんは、サイコパスの郵便屋さんです。

 

まず、お詫びと訂正です。

昨日の記事「資産額マイナス236万!~金利が上がると、なぜグロース株は下がる?~」中の「自販機の理論価格式」について、下記のとおり訂正します。

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「シグマ」をつけ忘れてました^^;

つまり、「(リスクフリーレート+リスクプレミアム)の年数乗を割り引いた年間利益の総和」です。

あと、リスクフリーレート=10年国債利回りとしたのは、自販機の寿命を10年としたため、これを採用するのが適当と考えたためです。

また、株価の場合でも10年国債利回りを用いるのが一般的です。

 

すいません、やらかしちゃいました。

筆者は、細かいことが苦手なんですm(__)m

今後気を付けます!

 

では次に、今日の資産額です。

資産総額 1億1,089万2,403円

前日比     ー25万3,164円

ま、こんなもんでしょう。

 

ちなみに、証券各社の市況概況をざっとみると

「連休前の手じまい売り」

「オミクロン株感染拡大への懸念」

「米雇用統計への警戒感」

等々、さまざまな「下落要因」が記されています。

 

しかし、そもそも株式市場を含む人間社会の動きというものは、単純な因果律では説明できないものです。

いわゆる複雑系ですね。

多くの要素が複雑にからみ合った相互依存関係にある、ということ。

 

バタフライエフェクトが有名ですよね。

ブラジルの一匹の蝶の羽ばたきが、テキサスで竜巻を引き起こす。

複雑系」の一つである気象予測の困難さを表しています。

 

株式マーケットと複雑系の関係について、マネックス証券の松本社長は面白いことを言ってます。

 

無振動・無風の場所で、上から床に向かって砂を落とします。ずっと落とし続けます。砂は徐々に円錐形の山を造っていきますが、どこかで崩れます。これは何回やっても、仮に百万回やっても、いつ崩れるか、そしてその崩れ方の規模と形は、決して同一にはなりません。臨界点まで達した砂山は、いつか急に、ランダムに、崩れるのです。マーケットの急落は、この砂山の崩れ方にとても似ています。

Mマネクリ「松本大のつぶやき」2007.3.6より

 

もしかしたら、あの世界恐慌だって、ほんの小さな出来事がきっかけだったのかも知れませんね。

まさに、「靴磨きの少年の一言」だったのかもw

 

こんな複雑なマーケットを、因果律で語るのがいかに無謀か、です。

 

しかし、人間は因果に捕らわれるんですよね~。。

筆者も含めて。

 

この話題は、長くなりそうなので、また一本の記事にまとめたいと思います。

 

それでは、きょうはここまで。

お読みいただきありがとうございました。