今年の総括と来年の見通し

今年もお世話になりました!

こんばんは、サイコパスの郵便屋さんです。

 

今年も残りわずかとなりましたね。

筆者は年賀状配達のため、明日は4時半起きです(´;ω;`)

早めに就寝したいと思いますので、ざっと定性的にまとめていきます。

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今年の総括と来年の見通し

資産額ベースで大体3,000万弱のプラスだと思います。

最近は忙しくてマネーフォワードも更新してないのですが、感覚的にそんなもんでしょう。

 

あ、でもあんまり資産額をKPIにしない方がいいですよ。

下落時にメンタルやられますから。

 

さて、大変好調だったこの1年ですが、これは政策によるものが大きかったですね。

バラマキ金です。

 

実際、「政府予算額(一般会計+補正予算)と日経平均に、かなりの相関がある」という身も蓋もない事実もあります。

 

GDPが伸びてないのに、マネーサプライだけが強烈に積みあがった。

つまり、「商品の生産量」が一定なのに、「商品引換券」だけが猛烈に増えたということです。

しかし、将来が不安なので「商品引換券」は消費したくない。

ならば、これで「商品生産の源泉」つまり「企業」の支配権を買っちゃおう!

 

こんな感じの1年でしたね。

そして、この流れは当分続くでしょう。

 

昨年でしたか、岡崎市長選で「市民に5万円給付」を公約し当選した市長がいましたね。

筆者はこれを見た瞬間「潮目が変わった」と確信しました。

 

それまでは、「政府は無駄遣いを辞めろ」という「バラマキ批判」が世論の主流でしたよね。

民主党政権時の「事業仕分け」の頃がピークでしたか。

 

それが、コロナ禍と、それに伴う全世帯10万円給付を経て、世論がすっかり変貌したのです。

その始まりが、岡崎市長選だったと思います。

 

いまや、あのヤフコメでもMMTの話題が交わされるほどですからね。

信用創造なんて、ちょっとまえまでは危険思想みたいな扱いでしたからw

いや、時代は変わったものです。

 

で、このバラマキ金を養分とする株高は、恐らく数年は続くとみています。

政府債務残高が第二次世界大戦時を超えて、過去最高ですからね。

 

極めて悪性なバブルです。

 

日本のバブル崩壊は、不動産の総量規制がきっかけでした。

一般市民が一生分の給料を叩いてもマイホームが購入できないほど不動産が高騰し、これが問題視されたのです。

 

「金融経済」と「実体経済」の接点が、不動産だということです。

 

今回も、そうなる可能性はあります。

実際、シリコンバレーでは年収1,000万でもアパートが借りれなくて、ホームレスになってるっていいますしね。

 

しかし、問題は政策金利が上げられないことです。

実体経済が持たないこともありますが、何より政府債務の利払いが膨らんでしまいます。

このバブル、どう後始末付けるんでしょうか?

 

我々ができる対策はただ一つ。

一定の株式投資比率を維持することです。

筆者は、少なくとも50%は株式で持ち続けるつもりです。

 

何より恐ろしいのは、「株価暴落」ではありません。

株価がこのまま、とめどなく上昇し続けることです。

 

絵空事ではありません。

債券がそうでした。

 

もう20年以上前からバブルだバブルだ言われ続けて、いまやマイナス金利ですよ。

平成初頭には、10年国債利回りは7%を超えていました。

PERでいうと、14倍ほどです。

株式の平均益回りと同じくらいだったということです。

 

これが、わずか10年ほどで0.2%へと低下。

PERでいうと実に500倍です。

 

しかも、これでも止まらずにマイナス金利までいくんですからね。

 

PER500倍ですと、日経平均で100万円近くですか。

こうなったら、株式投資はオワコンです。

一般サラリーマン投資家が株で資産形成することは不可能となります。

完全なる格差固定化ですね。

 

筆者が一番恐れるシナリオがこれです。

暴落じゃないんです、怖いのは。

 

とりとめのない話になりましたが、筆者の来年の基本方針は

「ハイレバETFのテーパリングを進めつつも、インデックスETF(VTI等)への投資は継続する。株式投資比率は50%を死守する」

です。

 

それでは、みなさん、よいお年を☆