TECLを100株売却しました

いつも心にサイコパスを⭐️

こんばんは、サイコパスの郵便屋さんです。

 

運用方針に従い、レバレッジETFであるTECLを売却しました。

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ご覧のとおり、円貨ベースで約100万円。

筆者はいつも成行注文です。

細かい値動きはどうでもいいので。

 

あ、別に「市場の下落」を見込んで売ってる訳じゃないですよ。

 

売却する理由は、単に、自分の投資のフェーズが変わったからですね。

元本が成長したので、必要以上にリターンを追求する必要が無くなったのです。

平均リターンだけ獲ってれば、実質年収770万、名目なら1,100万。

 

不労所得が労働所得を上回る、これをずっと夢見てきました。

苦節20年、ようやくの実現です。

 

実は、先月からレバETF及び半導体株の売却は開始しています。

先月は約500万円分の売却です。

 

しかし、市況が好調なこともあって「売っても中々元本が減らない」状態です。

売却金額分が、一か月でかなり回復しちゃうんですね。

 

うれしい反面、計画通りにハイリスク資産が減っていかないもどかしさもあります。

資本は「癌細胞」か「ウイルス」か

こういうのを見てると、つくづく「資本ってのは癌細胞に似てるな」と感じます。

癌は恐ろしいです。

抗がん剤を入れ、一時的に腫瘍が縮小しても、最終的には癌細胞の勢いが圧倒し、死への転帰を辿ります。

 

ウイルスの場合は、変異を繰り返すうちに次第に弱毒化し、人間との「共生」を選択する場合が多いですよね。オミクロンも、どうもそんな感じがしてます。

 

癌は違います。

 

果てしない自己増殖により、宿主の臓器を破壊し、養分を食い尽くし、悪液質に至らしめ、最終的には宿主もろとも死を迎えます。

 

資本は、どちらを選ぶんでしょうね。

 

環境との「共生」か。

果てしない自己増殖による「破壊」か。

資本は極めてしたたかです。

「お金がすべてじゃない」「資本主義から離れ、素朴な日常を大切にしよう」という人々の思いすらも「都合よく利用」して、自己増殖します。

 

「株主だけが儲かるのはおかしい!国民全体が豊かになろう!」という世論すらも、結局は株価上昇の養分にされます。

 

コロナ相場は、正にそうして生まれました。

「困ってる人に」バラまかれた給付金・融資金がマネーサプライを押し上げ、その多くが株式市場に流れ込みました。

FRBは、「失業者を救う」ことを「物価の安定」と並ぶ目標に掲げて行動しましたが、この果実を受け取ったのは「失業者」ではなく「株主」でした。

 

「バラまき金」の分捕り合戦は、常に株主が勝利を収めてきたのです。

 

そして今、「環境を救え」を錦の御旗に掲げた、壮大なるバラマキが始まろうとしています。

 

SDGs、脱炭素です。

 

その額、1京円とも言われていますね。

多くの投資家が、虎視眈々と狙ってます。

筆者もその一人です。

 

結局のところ、どんな「きれいな名目」で財政支出が行われたとしても、最終的には「預金者」から「投資家」への富の移転にしかなりません。

 

そして、それは「投資家が欲深いから」悪いのではありません。

 

人間は、「リスクを負担する」事に不快感を持つ。

だから、貴重な「投資家」がプレミアムを受け取ることになる。

純然たる「需要と供給」の論理により、そうなっているだけなのです。

 

だからこそ、タチが悪いのです。

だからこそ、「格差の是正」など不可能なのです。

 

資本は、最終的には「共生」を選択するでしょう。

「大量生産、大量消費」社会は、明らかに転換点にきています。

しかし、「大量生産」社会の終わりとは、「労働者の時代」の終わりでもあります。

 

ともに、投資で豊かになりましょう。