もし、どこでもドアが完成したら~プロローグ~

いつも心にサイコパスを⭐️

こんばんは、サイコパスの郵便屋さんです。

 

テクノロジーの進歩は凄まじいですよね。

少し前までは想像も出来なかったような技術が、続々と実用化されています。

 

自動運転やドローンによる配達なんてのが実用化された日にゃあ、筆者も失業の危機ですw

 

ということで、今回は「もし、どこでもドアが発明されたら社会はどう動くか」を考えてみたいと思います。 フェーズに応じての推奨株式なんかも書いていきますので、これを読めば、いざ、どこでもドアが発明されたときに慌てずに済みますよ!

f:id:yuubinyasan:20211215204117p:plain

 

どこでもドア初号機は、「量子テレポート」

実は、現代においても「テレポーテーション」の実験には成功しています。

最も、「量子レベル」の話ですが。

 

量子といえば、「二つの状態が重ね合っていて、観察した瞬間に決定される」だの「二つの場所に同時に存在できる」だの、正直、筆者の理解の範疇を超えています。

まあ東大の偉い先生がいっているのですから、そうなのでしょう。

 

適当でスイマセン、筆者は文系なものでw

 

さて、将来どこでもドアが開発されるとすれば、初号機はこの「量子テレポーテーション」の技術を発展させたものになりそうです。

人の「心」の正体が明かされる

問題は、この量子テレポート(初代どこでもドア)のテレポートの仕方です。

普通、テレポーテーションというと、瞬時に遠方へと「移動」するものだと思いますよね?

 

違うんですよ。

 

まず、この初代どこでもドアは、「移動元」「転送先」のそれぞれに装置として、あらかじめ設置しておく必要があります。

ドラクエ旅の扉のイメージに近いですね。

従って、厳密な意味での「どこでも」ドアではないんです。

まあ、しょうがないですよね、初代だし。

 

そして、更にですね。「移動」ではないんです。

「分解」からの「再構成」なんです。

 

移動元の装置で、自分の肉体が、素粒子レベルでバラバラに分解。

その後、転送先の装置で、自分が再構成される、ということ。

 

怖いですよね。

「転送前」の自分と「転送先」の自分は、果たして同じ人間なのか。

「物質」レベルでは、完全に再構成されるとしても、問題は「心」です。

 

人間の「心」とは何なのか。

「物質」なのか「何らかのエネルギー体」つまり「魂」みたいなものなのか。

心と体は一体なのか、分離可能なものなのか。

 

この問題は、ずいぶん昔から議論されてきました。

その答えが、量子テレポートを行ったときに判明することになります。

 

もし、転送先、つまり再構成後の自分が、以前と同じ「心」をもっていれば、「心」の根源は「物質」だということです。

 

つまり、心とは「外部からの刺激に対して、脳が発する電気信号や脳内物質の分泌のアルゴリズムにすぎない」とする唯物的解釈が正しい、ということになるのです。

心の商品化が進む

「物質とアルゴリズム」が心の正体だとすれば、これはテクノロジーの力でコントロール可能だという事です。

もちろん、膨大な統計と研究は必要でしょうが、それも定量的な問題でしょう。

 

この分野に、膨大な人的リソース、金融リソース、物的リソースが投入されることになります。

「心」がコントロール可能だとすれば、爆発的な市場が見込めますからね。

 

テクノロジーの進歩速度は、リソース配分で決まります。

旧ソ連が、1930年代に爆発的に成長したのは、社会主義特有の強権によってあらゆるリソースを重工業に投入したからです。

 

 

人間が生きる目的は、結局は「幸せ」になることです。

「心」がテクノロジーによってコントロール可能になれば、「幸せ」の実現はぐっとお手軽になります。

 

「人格」「愛」「友情」「絆」「承認

これらはすべて、資本によって商品化されることになるでしょう。

 

資本主義とは、あらゆる物質の代謝を「商品」によって行う社会です。

そこでは、あらゆるものを商品化して利益を上げようとする力が働きます。

現在でも、「性」「声」「咀嚼音」「臓器」「顔」等々、人間に関するものに限っても様々なものが商品として流通していますよね。

 

これまで、テクノロジー的に不可能であった「心」が商品化されれば、爆発的に普及することでしょう。

 

…すいません、ノリノリで書いてたら、肝心のどこでもドアから話がそれちゃいましたw

 

ということで、プロローグ編はこの辺で。

お付き合い下さり、ありがとうございました。