いつも心にサイコパスを★
こんにちは、サイコパスの郵便屋さんです。
若い郵便局員さんが、FIREを目指す際の参考になると思いますので、給与明細や源泉徴収票も定期的に公開していきます。
昨年の源泉徴収票
43歳既婚男性、調整手当無です。
黒塗りが多くて申し訳ありません。
地域基幹職、外務(配達)です。
郵便局員の給与の特徴
若いうちは、超安い
郵便局員の給料は、30台前半まではとにかく安いです。
大卒初任給で16万円台、かつ昇給も年2,000円程度で、
これじゃあ、20万超えるのに何十年かかるんだ…
筆者も不安になったものです。
しかし、35歳を超えたあたりから急激に伸びていきますので、40歳以降はそこそこになります。
外務(配達)が一番高い
郵便局員にも、「窓口」「金融渉外」「支社等の企画職」と様々な職種があります。
このうち、最も給料が高いのは、以外にも外務(配達)職です。
一時期は「金融渉外」が花形といわれた時代もあったのですが、例の「かんぽ不正販売問題」以降、見る影もない状態です。
「支社等の企画職」は、旧国家公務員時代でいう「国家二種」に相当します。
配達からでも、転用試験(論文と面接)で合格すればなれますが、おすすめはしません。
筆者も数年間経験したことがありますが、上意下達が徹底された軍隊のような所です。
上司が席を立てば…
行ってらっしゃいませ!
戻ってきたら…
お帰りなさいませ!
無礼講のはずの飲み会でも…
料理が遅せえぞ!店長を呼べ!
は、はい!かしこまりました!
そんな感じで、気が休まる時がありませんでした。
それでいて、給料は8~10万円下がります。
筆者は結局、数年で降格願いを出して配達に戻してもらったのですが、年収が100万近く上がりましたからね。
ちなみに、局長まで出世しても、年収1,000万円を超えるのはほんの一握り。
配達ならば、最終的に年収800~900万円(東京23区なら1,000万円も)いきます。
会社で、「誰も出世したがらない」事が問題になってますが、これで上を目指せというほうがおかしいですよね。
ただし、いまの給与水準が維持できなくなるのは時間の問題です。
これは、2025年までの中期経営計画からの抜粋です。
日本郵便の郵便物流事業の営業利益は、20年度の1237億円から、23年度には650億円、25年には330億円へと激減する見込みとなっています。
青写真ともいえる中期経営計画でこの数字ですから、実際にはさらに厳しいものになると思われます。
筆者がFIREを目指しているのも、この現状によるものが大きいです。
給与明細も、定期的にアップしていきたいと思います。
それではみなさん、今日もお付き合い下さり、ありがとうございました。
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